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<1/イマジネーションのある空間を求めて・・・ >
blue studio(以下BS):まずはじめに、田島さんのイギリスでの体験が「オープンスタジオNOPE」のきっかけに影響したのではないかと想像しているのですが、、、
田島氏(以下NT):まず一つは、イギリスには地震もありませんから中には150年を超えるような古い物件がたくさんあって、外からは同じファサード(建築表面の外観)が同じに見えるのに中はみんな思い思いの改装して楽しんで住んでいたのを見たこと、もう一つはそういう場所を多くのアーティストやクリエーターが活動拠点(スタジオ)として使っているのですが、外部にそういう創作の現場を公開(オープンスタジオ)するということがとても日常的に行われているのを目の当たりにしたこと。「今は、あそこがオープンスタジオやってるらしいよ」といった具合ですね。アートキュレーターや批評家もそういったところに積極的に足を運んでいます。若いアーティストにとってチャンスの場にもなるという面がある一方で、地域との交流も生まれている。アート界だけでなく生活そのものの「層が厚い」という印象は強く持ちました。
BS:田島さん自身もスタジオをお持ちだったわけですか?
NT:ええ、シェアしていましたね。帰国してから東京の不動産屋さんで物件を探したのですが、結局「イマジネーションのある空間はなんと少ないんだろうか?」ということです。初めイメージしていた空間とは違ったんですが、たまたま縁があってこの木造の築30年超の物件に出会ったんです。一見して「古くてもうダメか」というようなネガティブな印象は強くもちましたけど、逆に古いのならリノベーションすることで「自分達の空間に変えていけるかも知れない」というポジティブな一点は確かに感じたんです。イギリス人の友人が「オープンスタジオをここでやったら?」とひとこと言ったのがきっかけで、創作活動をしている友人知人にたくさん声をかけはじめたんです。そしたらたくさん集まってきて、自然と今のようなカタチになったんですね。
BS:ブルースタジオの各人も、「古い物件をかつて自分がセルフリノベーションして住んだ」という原体験が今の仕事のきっかけなんです。「どうしようもなく古い中にもひとつの可能性を見い出す」という感覚にはとても共感します。
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オープンスタジオNOPE外観

田島氏とNOPE内観

NOPEに事務所を構えるMT-planning三沢氏(左)と森氏(右)
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