<IMG SRC="../menu.gif" WIDTH=765 HEIGHT=97 usemap="#menu" BORDER=0>



作家たちのこと

BS:このお仕事、美術館で作品のインストールするというお仕事をするようになってから何年くらい経ちますか。

YO:30年は経ってますね。

BS:その間にいろんなアーティストとお仕事をされて来たと思いますが。

YO:そうですね。国内だけでなく、ヨーロッパでもやってましたから。。。

BS:今までで特に印象に残ったアーティストはどなたでしょうか。

YO:ん〜・・・「やってきて良かった」っていうのは、言葉もよく分からなかったけれど、ヨーゼフ・ボイス、・・・それからルイーズ・ニーベルソン、、、彼女は素晴らしいアーティストでしたね。楽しかった。

BS:今までのアーティストと比べて、近年のアーティストは何か変わって来たところや違いがありますか?お近くで見ていて気付くこともありませんか?

YO:変わって来たと言うよりも、最近の作家さんに多いのは、コンセプトだけをつくって、発注をして他人につくってもらうっていう、、、「発注芸術」。作家というのは、やっぱり自分でつくらなくちゃ。

BS:「発注芸術」って、具体的にどういうことですか?

YO:これは、僕たちが昔使っていた言葉だけど。。。つまり、他人に依存し過ぎているってことですよね。例えば、映像をつくる作家さんがいるとするじゃないですか。彼は普段使っている並みの機材のことなら分かるけど、美術館では「もっといい機材が使えるらしいぞ」という期待だけで、それをどうつないだらいいかすら分からない。「この機材があるなら、こういう作品つくって、こうつないで、、、」こう言えるところまでやらないとダメだし、僕らのつなぎ方や施工に対して文句を言って来るくらいじゃないといけないんじゃないですかね?見せたいものがあるなら機械の勉強もしなくちゃ作家じゃないと僕は思っちゃうんですね。・・・だからそろそろ、もう、引退の時期かな?

BS:なんで?

YO:作家の方は新しい人たちも出てきているんだから、やっぱりつくる方も次の世代の人たちが彼らを理解していってあげないといけないんじゃないかと。。。






12 ・3 ・4