<IMG SRC="../menu.gif" WIDTH=765 HEIGHT=97 usemap="#menu" BORDER=0>




投資の哲学

金融・投資の知識と経験、そして人脈を武器に世界中を飛び回りビジネスをダイナミッ クに展開する高橋氏。「日本では金融・不動産の教育が遅れている」と言われるよう になった昨今、「基本こそ大切で深いはずだ」ということで、無理にお願いをしてス ペシャル・レクチャーをしていただきました。

高橋 守

1978年一橋大学社会学部卒。フィリピンアダムソン大学、メキシコユカタン州立大学 に留学。英語、中国語広東語、スペイン語に堪能。台湾、香港、シンガポール等華僑に幅広い交流を持つ。国際金融、ベンチャー投資、不動産投資、不動産ファンド等広範な知識と実務経験の持ち主。現在、ライジングジャパン代表取締役、ベターハウス東京事務所長。

max@1betterhouse.com

2004年3月22日 bluestudioにて
インタビュアー:泥谷英明(blue studio)
撮影:武井良介 (一部)
高橋氏他3人の共著:「人民元で大儲け!」が1月に発売になりました。ご購入は下 記のURLから、もしくは全国の書店で。
http://www.asa21.com/tb6/jinnmin.html
 

アジアを舞台として

ブルースタジオ(BS):アジアの大学に留学された頃から、また、日本で就職されてからもなお、アジア志向というか、アジアに魅力を感じていらっしゃったということのようですが、「経済成長が見込まれる」とか「人口が多く大きなマーケットだ」といったような、したたかな“読み”があったんでしょうか?

高橋守(MT):ん・・・というよりも、アジアの人たちの方が親近感があるんですよ。やっぱり。。。その中でも、いろいろ付き合っていくと、その中でも中華圏の人というのは感覚が近いですよね、シンガポール人、フィリピンにいる華僑、香港人、上海人、北京の方、、、話していて楽しいし、感覚が近いので信頼も出来るし・・・だからだと思いますよ、アジアを選んだのは。

BS:確か、高橋さんは台湾でベンチャーキャピタルの社長さんでしたよね。

MT:そう。だけど、金融危機もあってなかなか銀行でもお金をかせなくなったこともあったので、不動産コンサルもやっていたんです。それで儲かってはいたんだけれど、政策的な指示もあって台湾の会社を閉めることになり、香港の奥村(当時住友信託銀行香港支店)と私とで台湾のお客さんに挨拶に廻ったんです。親しくしていただいたあるお客さんが私の送別会をして下さりましたが、その席で言われた言葉はまだよく覚えています。「高橋君、君も日本に帰るのか・・・そうやって高橋君もしがない銀行員に戻るんだね。やっぱり君も普通の日本人だよ」ってそのお客さんが言うわけですよ。「中国人はこういう時にチャンスだと考えて独立するんだ。人間には全て平等にチャンスが来るが、チャンスであることに気付かない人もいれば、チャンスだと気付いていながら掴まない人もいる。高橋君は、香港にも台湾にもこんなにお客さんがいるのに日本に帰ってしまうなんて、明らかにチャンスだと知っているのに見逃しているんだ。」それを聞いて感化されたのは、私以上に、香港の奥村だったんですよ(笑)。彼はその後に会社を辞めたんです。

BS:そんな話があったんですね。。。その後、高橋さんは日本に帰ってこられるわけですか?

MT:いや、そうではなくて、奥村を連れてオーストラリアの投資銀行に入ってアジアのお客さん向けの不動産投資ファンドを組成したんですよ。

BS:なるほど。。。チャンスを掴んだわけですね。そのファンドでお金を集めて日本の不動産に投資したんですね。

MT:そう。そのはずだったんだけど、そう簡単ではなかった。上手くお金が集まらなかったんですよ。

BS:それで次の一手、どうされましたか?

MT:それで、会社をつくって独立したわけです。

BS:香港で、ですよね。

MT:そうです。この会社は、初めはファンドでお金を集めようということではなくて、不動産投資コンサルタントとしてスタートしたんです。

1 ・234TOP