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[Lattice Aoyama]への参加と今後

BS:今回、日本土地建物さんのコンバージョンプロジェクトにジョインされたわけですが、この建物を初めてご覧になった時、どんな印象でした?

HI:素質を感じたね。この建物がはじめできたのは何年?

BS:1965年ですね。東京オリンピックが終わった直後で、経済成長をひた走ることになります。

HI:その頃の建築は、近代建築が発展し切らないままいきなりポストモダンになるそのちょうど狭間にあたるわけで、こういうのが良いわけよ。素質があるし、非常に価値があるよね。

BS:それで、出店を決めた?

HI:それと青山一丁目という最高の場所なのに、いや最高の場所だからこそ、商売人の入れ替わりがないんやな。こういうの「善光寺商法」って言うんやけど。店開けといたら人が入ってくるようなところやから旧態依然の体質が残っていて、逆にチャンスがあるエリアとも言えるわけ。もう1つは、コンバージョンの魅力。この店でつくるのは、今あるものでもアカンし、これからつくるものでもアカンのよ。過去にあったものをつくって、それで新たな価値を創出する。コレがコンバージョンだと僕は思っているわけ。大切なものは過去、いっぱいあったんですよ。でも、そういったものをたくさん捨ててきたでしょ。以前は、シェルチェアが喫茶店にあったでしょ。スワンチェアがホテルのロビーにあったでしょ。「懐かしいなあ」そう言ってもらえるわけ、55歳、60歳くらいの方に。この床材「ジントギ」にしても、蓄熱するから夏冷たくて冬は暖かい。それから、張り替えないでも10年間十分使えるでしょ。これは、フローを考えるときはめちゃめちゃ有利やで。家具でも素材でも、いにしえのもので残っているものは本当によく計算されているよ。こういうものが価値があるし、こういうものを実体験せなアカンやろ。スタッフにもそういって聞かせてる。

BS:これから、カフェ・カンパニーの展開は?

HI:コンセプトは「Style makes your Community」です。これからは、スーパーと一緒にやる。また、本屋さんと一緒にやる。コンビにと一緒にやる・・・こういう展開でいきます。コミュニティーを必要としている業態に対して、僕らは飲食という装置でもってコミュニティーをつくっていくわけです。コミュニティーにこそ安らぎがあるし、昔からあったのに忘れ去ってしまったようなそういう素晴らしいものを世にもう一度問うような、そういう会社にしたいです。

BS:この店にどんな人に来てほしいですか?

HI:それは、オールレンジでいける。キャピキャピの若い子からおじいちゃんまで、全ての人に来てもらえる自信があるね。

BS:とにかく、もうすぐ開店。おめでとうございます。
HI:ありがとう。また来てや〜。





Lattice Aoyama コンバージョンプロジェクト開始前の姿




5/12のグランドオープンを控えたLattice Aoyama1Fの<CAFE246>



拝啓 入川会長。正直なところ、ものすごくテープ起こし難しかったです。いつもはテープ回転を速くするのに、今回は遅くしました。言葉のエネルギー、コミュニケーションのパワー、そうした目に見えないものを感じるのに十分なインタビューでした。

 
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