Q.1 |
東京で最も印象的なリノベーションプロジェクトは?
(自己物件以外で) |
馬場回答 |
臨海副都心かな? |
石井解答 |
???(難しいです) |
Q.2 |
東京で「こりゃないだろ〜」的なリノベーションプロジェクトは? |
馬場回答 |
掲載不可(ピーッ) |
石井解答 |
タマシイがないもの。「無垢材でレトロ」等、リノベを記号化しているもの。 |
------------お2人とも、Q1,2は非常に悩まれていましたが、、、
馬場:難しいですよ〜これは。
石井:東京じゃなかったらあるんだけどなあ・・・(心斎橋の駐車場とか)・・・(笑)
------------よく解釈して「東京のリノベーションシーンはまだまだ発展途上の段階だ」とでも言っておきましょうか。販売物件や賃貸物件だけでなく、もう少し「リノベーション」を拡大解釈してビルや店舗の場合はどうでしょうか?
石井:店舗だったらいろいろあるかもしれないけど・・・店舗は元々スケルトン渡しでスケルトン原状回復だったりするじゃないですか。
馬場:そう!オフィスも含めて、商業系ってある意味「リノベーションが普通」で、今までなぜか住居だけがリノベーションの枠の外にあったんですよ・・・それがリノベーションの枠の中に入ってきただけなんじゃないかな。住居が商業化している気もするけど。
石井:住居がリノベの枠の外にあった理由は、住居がお金を生み出さないからですよ。
馬場:!そうか・・・住むだけだから!それが不動産物件になって、住宅の賃料をもとに収益還元法の発想に立った途端に、これが一気に加速してきているというわけですね。
石井:そう。そういう意味ではリノベーションはまだ発展途上かもしれない。これから将来、ループやクラスカ、RE-KNOWやHOLIC HOUSEが毎月のように出てくるようになればそれは面白いですね。手前味噌になりますけど、ブルースタジオでやってきたファンドなんかは中期的にリノベーションが継続した希有な例だったと思います。海外投資家のプライベートファンドに継続的に物件を取得してもらいそれをブルースタジオでリノベーションしてからリセールするというスキームだったんですが、建築業界で考えられているリノベーションを一通りやりながらもそれが金融システムに乗っかってやっていたという点が面白いんです。
馬場:リノベーションの今の状況に金融の果たしている役割はとても大きいんじゃないでしょうか。金融システムの流入によってデザインが加速してきたという現象を我々は見ているように思うんですよ。デザインだけでも、金融システムだけでもこういう状況はつくり得なかったかもしれませんが、どこかの時点で幸せな出会いをして一気にポンッと違う次元に言った気がしますよね。
石井:そうですね。
馬場:今の仕事をやっていながらよく思うんですが、元々「モダニズム」って言うのは、シンプルなスケルトンの空間を作って「その中で自由な使い方をしていきましょうよ」っていう「ビルディングタイプレス」の思想だった訳じゃない。・・・つまりシンプルな空間が、コンテンツやソフトによってオフィスに変わったり、住居に変わったり、商業に変わったり、これがモダニズムの基本だとするならばですよ、、我々は今、本当に基本的な作業をやっているんじゃないか、という気が最近している。
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